特定保健用食品のお茶

特定保健用食品(トクホ)の中には、『糖の吸収を穏やかにする』効果を持つものがあります。
蕃爽麗茶、健茶王、食事と一緒に十六茶、からだすこやか茶、緑の力茶など色々ありますが、血糖値を下げる効果を持つ成分は、難消化性デキストリン、グァバ葉ポリフェノール、豆鼓エキスなどです。

難消化性デキストリン
食物繊維の一種で、小腸でブドウ糖の吸収を抑える効果があるため、 食後の急激な血糖値上昇を抑えることができます。 特定保健用食品(トクホ)の「糖の吸収を穏やかにするお茶」に、一番多く用いられている成分です。 空腹時血糖値を下げる効果は、あまりなく、食後血糖値の上昇を抑える効果が高いため、 食後高血糖になる糖尿病患者や糖尿病予備軍の方におすすめです。

グァバ葉ポリフェノール
ヤクルトの蕃爽麗茶に使用されている成分で、グァバの葉から抽出されたポリフェノールです。 食事に含まれる糖質をブドウ糖分解する酵素の働きを抑えることで、 糖の血液中への吸収を抑えることができ、血糖値を下げることができます。

ヤクルトの研究によると、食事と一緒にとると、食後の血糖値上昇が抑えられ、 12週間連続して服用することで、空腹時血糖値の低下も確認されています。
また、マウス実験では、すい臓のインスリン分泌を維持する効果も確認されているようです。 空腹時血糖値を下げたい方にも、食後高血糖を避けたい方にも、おすすめです。

豆鼓エキス
豆を麹で発酵させた食品である豆鼓(トウチ)から抽出された成分。 食事に含まれる糖質をブドウ糖に分解する酵素の働きを抑えることで、 小腸からの吸収が抑えられ、血糖値を下げることができます。

食後血糖値の急激な上昇を抑えるだけでなく、 継続して取ることで、空腹時血糖値とHbA1の値が低下することも、確認されています。 豆鼓エキスを配合してあるお茶は、日本サプリメントの『食前茶』です。 空腹時血糖値の高い方にも、食後高血糖になる方にも、おすすめです。

 

特定保健用食品で、『糖の吸収を穏やかにする』お茶は、いろいろありますが、 有効成分によって、効果が異なります。
高血糖でない方への安全性も確認されていますから、家族で飲むにも、おすすめできるのですが、 血糖値を下げると言っても、空腹時血糖値を下げたいのか、食後高血糖を避けたいのかによって、 選ぶお茶が変わってくるとも言えるでしょう。 自分の体の状態に合わせて、トクホの効果を、上手に利用したいですね。